話術を習得したことにより自信を取り戻した最終3日目のJapan IT Week。
初日の自己評価は「テーマパークで流れるアトラクションの説明動画以下」
しかし、見事アトラクション動画を脱した2日目を経て、3日目の私は一味違う――
…そんな気がする。
初日に携えていた謎の自信は2日目に打ち砕かれたが、「話せる」という自信が話術によって少し回復した。
とにかく話術をフル活用して、どうにかこうにか結果を1つでも作るぞ!というやる気と共に最終日は始まった。
悩みは高みへ
話術は身に付いたけど…
話術を学んだ直後は公式をどうにか用いて初級編の問題を解くレベルだった。
しかし話せば話すだけ話術の身に付きを感じるが、同時に話術ではカバーしきれない知識と経験不足。
会話が弾んでいないわけではないが「やっぱりまだまだなんだよな」という落ち込み。
謎の自信を打ち砕かれた1日目。
そして話し方を学んだ2日目。
迎えた最終日の3日目は「学んだ話し方をどうにかものにする」ことが目標だった。
しかし話しても話しても漠然と感じるトークの薄さ。
ボールはかなり飛んできているのに、経験不足の私は取りこぼしが多い。
きっと飛んできているボールの中には重要なものもあったろうに。
なんて、凹んでいた時に気が付いた。
取りこぼしが多い、という事実に気づけているということは、
「取りこぼしの存在に気が付いている」ということ。
そして「取りこぼしに気が付いている」ということは、
「その取りこぼしを会話の中で見つけている」ということ。
即ち、「相手とのコミュニケーションが最低限取れている」ということに繋がるのではないだろうか。
冷静に振り返ると、話せないという悩みが話せることが前提の経験不足・知識不足に変化していた。
最低値は確実に向上している、のか?
そんな気づきを得て少しすると、秋のJapan IT Weekは終わりを告げる。
反省会の続きもできないうちに撤去作業は始まる。
ならば次、春のJapanIT weekでは話せるだけの経験と知識を蓄えて挑もう。
そうしたら自分の理想の商談に近づけるのではないだろか。
後悔と反省。
そして、少しばかりの自信。
春のJapanIT weekへの期待をしながら、幕張メッセを後にした。
…なんて甘い考えをしていたんだよな、と春のJapan IT weekを終えた私は遠い目をしたのだった。

果てしないですね…
春のJapan IT weekでは以前より培われた経験と知識があったため、前よりも安心感があった。
流石に経験積んだし、話せるでしょう!強気に行くぞ!と意気込んでいた。
しかし、知識と経験が増えたことにより「伝えたいことが以前より増え、沢山話してしまう」ようになっていたのだ…!
話術はどこにいった!という話なのだが、話せるぞ!という気持ちが前に出すぎてしまった…
そう、話し過ぎたのだった。
事例などを話せるようになったからこそ話し過ぎてしまい、以前の自信のない会話から一方通行の会話に変化していた。
以前は引き出し不足による話せない噛み合わなさ、そして今は少し話せてしまうからこその一方通行。
コミュニケーション難しすぎる…
しかし、自分の中で話ができるようになっているという喜びと同時に、話せるようになっているからこその悩みがステップアップしている、ことはまず成長。
この進歩が、このやるせなさが自分の中で確実に成長に繋がっていることはまず褒めよう。
コミュニケーションに正解はないし、沢山話してくれたことで沢山知りたいことが知れた、というパターンも0ではない。
だが、何か拭えない違うんだよな…感
やりたいのはこれじゃなかったんだよな…感
秋のJapanIT weekとは違った気持ちで、春のJapanIT weekは終わりを告げた。
微々たる成長
秋、春と商談を学んだ6日間の成果は少しずつ自分の中で確かな礎となっているのを日々感じる。
最近は案件内で顧客折衝もあり、案件での顧客折衝がぶっつけ本番ではない、というのが大きな安心感となっている。
そして、どこまで話すか、どこまで聞くことに徹するか。
ここが結構難しい。
この選択肢を理解している、ということが本当に良い経験値になっていると感じる。
顧客折衝というスキルも、QAとしての成長と共に育っていくと思うと、なかなか奥の深い業種だなと改めて感じた。
<過去の記事>
【若手QAレポ】WACATE2025夏に参加してわかったこと・学び・おすすめポイント
【新卒ブログ】新卒✖IT=?? 番外編:Japan IT Week奮闘記②
【新卒ブログ】新卒✖IT=?? 番外編:Japan IT Week奮闘記①
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